インプラントは痛い? 術後の痛みや腫れについて
インプラントは外科手術ですので、痛みや腫れに対する不安があるかと思います。インプラント治療に伴う痛みや腫れの原因、対策、注意点についてご説明します。
インプラント治療とは?
インプラント治療とは、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
見た目も自然で、しっかり噛めるのが特徴です。
インプラント治療の痛みについて心配する人は多いですが、結論から言うと「痛みはあるが、適切な麻酔をすれば強い痛みは感じにくい」です。
手術中の痛み
インプラント手術は局所麻酔を使って行われるため、手術中の痛みはほぼ感じません。
ただし、麻酔の注射自体が少しチクッとするのと、歯茎や骨に処置をしている間の振動や圧力を感じることはあります。
一部の患者さんは、手術への恐怖心から心理的な不安を感じることがあります。この場合、静脈内鎮静法などを利用することで、リラックスした状態で手術を受けることが出来ます。
手術後の痛み
麻酔が切れた後、鈍い痛みや腫れが数日続くことがあります。
痛みのピークは手術当日〜翌日あたりで、通常は痛み止め(鎮痛剤)を飲めば耐えられる程度です。
腫れや違和感は1週間程度で治まり、痛みは徐々に軽くなっていきます。
インプラント術後の痛みと腫れの原因
インプラント手術の後、痛みや腫れが出るのは正常な体の反応です。
その主な原因を詳しく解説します。
🔹 痛みの原因
① 骨に穴を開けるための外科処置
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インプラントは顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込むため、骨にドリルで穴を開けます。
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骨は神経が少ないため強い痛みは出にくいですが、周囲の組織が影響を受けると痛みが出ることがあります。
② 歯茎の切開と縫合
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インプラントを埋め込むために、歯茎を切開し縫合します。
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縫合部分が治癒するまでの間、傷口の痛みが続くことがあります。
③ 骨を増やす処置(骨造成)を行った場合
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骨の量が足りない人は、「骨移植」や「ソケットリフト」などの処置を行うことがあります。
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通常のインプラント手術よりもダメージが大きいため、痛みが強くなることがあります。
④ 炎症や感染
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術後のケアが不十分だと、傷口が細菌に感染して炎症を起こし、痛みが悪化することがあります。
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「インプラント周囲炎」になると、腫れや膿が出ることもあります。
🔹 腫れの原因
① 手術による炎症反応
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体が傷を修復しようとする過程で、血液やリンパ液が集まり、腫れが生じます。
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これは自然な反応で、通常 2~3日後が腫れのピーク となり、1週間ほどで治まります。
② 出血や内出血
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手術中に小さな血管が傷つくと、出血や内出血が起こり、腫れにつながることがあります。
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内出血があると、術後に顔や頬が青紫色になることもありますが、数週間で自然に消えます。
③ 骨造成を行った場合
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特に「上顎洞(じょうがくどう)」に近い部分のインプラント手術では腫れが出やすいです。
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上顎の手術では、目の下まで腫れることもありますが、時間とともに引いていきます。
🔹 痛みや腫れを抑える方法
✅ 痛み止めを適切に服用する(処方された鎮痛剤を指示通りに飲む)
✅ 長時間の入浴・飲酒・運動を控える(血流が良くなり、腫れが悪化する)
✅ 柔らかい食事をとる(硬いものを食べると傷口に負担がかかる)
✅ 抗生剤をしっかり飲む(感染を防ぐため)
🔹 痛みや腫れが長引く場合は?
通常、1週間ほどで痛みや腫れは落ち着きます。
しかし、以下の症状がある場合は、すぐに歯科医院に相談しましょう。
🚨 要注意の症状 🚨
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1週間以上、強い痛みや腫れが続く
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膿が出る・口の中が悪臭を放つ(感染の可能性あり)
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高熱が出る(38℃以上)
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インプラント周囲がズキズキと激しく痛む
これらの症状がある場合は、感染やインプラント周囲炎の可能性があるため、早めに対処が必要です。
🔹 まとめ
インプラント手術後の痛みや腫れは、手術の影響による自然な反応です。
適切なケアをすれば、ほとんどの場合1週間以内に落ち着きます。
ただし、痛みが長引いたり、膿や発熱がある場合は、早めに相談しましょう!
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